身代り警備
雪の鴨緑江(アリナレ)国境の空に
死ぬも生きるも二人づれ
今宵夫の身代り警備
女ながらも銃を執る

ほんまにすまぬと声かけられて
病める夫に笑い顔
何のこれしき御国のためと
握るその手を胸に抱く

搖らぐランプに燈火を入れて
行って来ますと銃執れば
勤務服着たわたしのそばで
ポチが尾を振るいじらしさ

凍る吹雪にさらされながら
辿る警備の巡邏線
褒めてください身代り警備
遠い故郷のお父さま




魯人一言
遠い大陸で病気のの夫に代わって警備に立つ妻の心意気です。
この曲の歌詞を聞くとなにかほのぼのとした気持ちになります、 この妻のやさしさ、けなげさ、夫婦愛が見事に表現されています。
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