古城の四季
ほんのりと 空は萌黄に春の夜の
桜に匂う おぼろ月
袖を連ねて 手弱女が
花の宴に 舞いにけん
あヽ鶴山古城の 春や何処に

涼風に 啼くや河鹿のほろほろと
吉井の川の 夕まぐれ
雅おのこが 高殿の
笛のすさびも かつこそと
あヽ鶴山古城の 夏や何処に

泣きつれて 月のおもてに飛ぶ雁を
手招く那岐の 穂すすきや
益荒猛男が 駒なめて
風に靡けし あたかとも
あヽ鶴山古城の 秋や何処に

この「古城の四季」をご存知の方は全国に数多くいないでしょう。 岡山県津山市のある協会のの依頼で作られたご当地ソングです。
森忠政によって築かれた「鶴山城」を歌っています。 地元ではかなり歌われましたが、現在の津山市民にも忘られた存在になっています。
ある方より音源の提供を受け採譜してMIDIを作りました。
三船浩の低音を生かした曲です。
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